低用量ピルの3大効用とは

低用量ピルは大きく分けて3つのメリットがあります。皆さんがよく知られている避妊に加え、子宮内膜症や月経痛の軽減等様々な恩恵があります。もちろんデメリットもありますので、ご使用には注意が必要です。

ジェニーの特徴と低用量ピルでのPMS・PMDD治療

中用量ピル「ジェニー」は月経困難症の治療薬ですが、日本では低用量ピルが認可されるまでは避妊薬としても使用されていました。現在では、生理日の変更をするために利用する人が多く、生理痛、生理不順、PMSにも効果的です。ジェニーは28錠タイプなので飲み忘れる心配がありません。生理日の変更をする場合には、次の生理予定日の5日前から遅らせたい日まで、1日1錠を飲み続けます。早める場合には、生理の5日目までに飲み始めて7日から10日間飲み続けます。服用をやめて2~3日で生理が始まります。避妊目的や生理痛、PMSの改善には、生理の5日目から服用を開始します。ジェニーは1シートの28錠入っており、最後の7錠は有効成分の入っていないプラセボ錠です。この期間が休薬期間となり、生理が始まります。1シートを飲み終えたら、引き続き次のシートを飲み始めます。
PMDDは、月経前不快気分障害とも呼ばれ、PMSの中でも精神的不調が重いものです。生理前になると攻撃的になったり重度の抑うつ感を感じるなどの症状があり、過眠や不眠、頭痛、吐き気などの身体的症状も見られます。生理のある女性のうち、約50~70%がPMSの悩みを持ち、約5%がPMDDであるといわれています。
PMSの治療には低用量ピルが効果的ですが、場合によっては症状が強く出る場合もあります。PMDDでは低用量ピルが効かないケースが多く、症状が重い場合には、心療内科や精神科を受診して抗不安薬や抗うつ薬を処方されることになります。ただし、身体的症状が改善されることで、精神的な不調が改善されることもあり、PMSの治療でPMDDの精神的症状がよくなるケースもあります。