低用量ピルの3大効用とは

低用量ピルは大きく分けて3つのメリットがあります。皆さんがよく知られている避妊に加え、子宮内膜症や月経痛の軽減等様々な恩恵があります。もちろんデメリットもありますので、ご使用には注意が必要です。

低用量ピルを利用するとホルモン分泌が抑えられる

ピルとは、世界中で多くの女性が利用している経口避妊薬です。
またこれを利用することで生理不順や無月経などの症状を緩和すること、ホルモン分泌に関わる心身の不調を緩和することも可能です。
日本においては、かつては中用量または高用量ピルが多く使用されていました。
しかし体への負担軽減を考え、現在では低用量ピル、OC(低用量ピル)も登場しています。
ピルは、女性の卵巣で作られる卵胞ホルモンと黄体ホルモンを主成分としています。
これらの女性のホルモン分泌は、脳からの指令を受け、一定リズムで行われています。
そこにピルを利用すると、脳が既にホルモン分泌は行われているものと勘違いするため、指令が出されなくなります。
その結果、排卵が行われなくなるために妊娠を避けることができると言うのが、そのメカニズムです。
また生理不順や無月経、また酷い生理痛や、生理前の様々なトラブル、いわゆるPMSなどに関しても、ピルを服用することでホルモン分泌の変動の差を小さくできるため、解消が期待できると言うわけです。
ピルの中に含まれているホルモンの量が50マイクログラム未満のものが、低用量ピル、OC(低用量ピル)に該当します。
低用量ピル、OC(低用量ピル)は市販されていません。
婦人科や内科を受診したうえで、処方してもらう必要があります。
その際の費用は、ピルには健康保険が適用されないため、自己負担となります。
健康な女性が避妊目的でこれを利用する場合は、問診と血圧測定が基本となります。
血圧測定は、ピルには血液をかたまらせやすくする作用があるため、血栓などの副作用の可能性をはかるために必要なのです。
低用量ピル、OC(低用量ピル)のメリットは、正しい服用方法を守れば、ほぼ100パーセントに近い確率で、しかも安全に避妊できると言う点です。