低用量ピルの3大効用とは

低用量ピルは大きく分けて3つのメリットがあります。皆さんがよく知られている避妊に加え、子宮内膜症や月経痛の軽減等様々な恩恵があります。もちろんデメリットもありますので、ご使用には注意が必要です。

生理痛もやわらぐ低用量ピルで体温37度になる場合

経口避妊薬としてのイメージが強い低用量ピルですが、生理痛の緩和目的で使用されている方も少なくありません。
低用量ピルを服用すると、生理痛が軽減される理由は、含まれている物質エストロゲンとプロゲステロンが子宮内膜の増殖を抑える働きをするからです。
生理中に増える子宮内膜の中には、プロスタグランジンという物質が含まれています。これが過剰に分泌されると痛みを引き起こします。これを低用量ピルによって、子宮内膜の増殖を抑え、出血量や出血前後の痛みを軽減することができます。
この他にも、避妊・PMSを和らげる・子宮内膜症の予防・卵巣ガンや子宮体ガンの発生率を減らす・美肌効果などが期待できます。

ただ女性ホルモンの変化によって起こる症状を改善できる低用量ピルですが、副作用が起こる場合もあります。
服用時には、脳が妊娠した状態と認識しているため、吐き気やだるさなどのつわりの症状が起こる人もいます。また黄体ホルモンには、体温を上げる性質があるため体温37度と少し高くなる場合もあります。
体温37度になっても、服用することに問題はありませんが、心配な方は医師や薬剤師に相談する事をおすすめします。
ホルモンを投与して妊娠しているのと同じ状態にするので、特に初めて服用する人は体温37度がしばらく続く場合があります。

最近では、生理痛で悩んでいる女性に対して、症状緩和の為に低用量ピルを処方している医師も増えています。
ピルには女性ホルモンの含有量によって、高用量、中用量、低用量に分けられています。生理痛の緩和には低用量を使用するのがもっとも一般的で、一番副作用が少ないタイプでもあります。
ただ人によっては合わない場合もあるので、婦人科の医師とよく相談することが大事です。